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入札案件(調達案件)とは、国の官公庁や地方自治体などからあらかじめ広告などで概要や仕様を公開し応札者を募る方式です。
広義に言い換えると、「国、ないし政府からの発注案件」です。

一口に入札案件(調達案件)と言っても雲の上のように感じる人も多いと思います。
実際、大企業ばかりが参入していると思いがちです。
特に「政府調達」と聞くとそれが顕著ではないでしょうか。

そういった一方で国の方針では、
中小企業向けへの入札案件(調達案件)契約機会を増大させる方針を打ち出しています。

■中小企業向け契約実績の推移(平成23年～令和1年度)

出典：中小企業庁 「令和2年度中小企業者に関する国等の契約の基本方針」

出典：中小企業庁 「官公需契約の手引　施策の概要」

■官公需総額に対する中小企業向け契約金額(令和1年度)

出典：中小企業庁 「令和2年度中小企業者に関する国等の契約の基本方針について」

それにより、近年中小企業の入札案件(調達案件)への参入が進んでいます。
また図「■中小企業向け契約実績の推移(令和1年度)」にあるように、ある程度の景気により浮き沈みはあるものの、
近年までにその契約実績は確実に増加傾向にあります。

今後、益々中小企業向け入札案件の増加が見込めます。
入札案件に向けて政府の後押しの元 このチャンスを生かしてみませんか。